アメリカ大不況時代のさなか、ホーボーと呼ばれた浮浪者たちは、 .. >(続きを読む)
アメリカ大不況時代のさなか、ホーボーと呼ばれた浮浪者たちは、生き残るための最低の手段として無賃乗車で鉄道を利用して、野宿地から野宿地へと食べ物と寝ぐらを求めていった。正常な社会情勢ではケシからぬこの振舞いは、生きるか死ぬかの瀬戸際ではむしろ必要悪なのだが、ここで彼らに鉄道側と対決する必要性が生じる。この映画は、ふてぶてしいまでの生きる執念をみせる男たちと、それを阻止しようとする血も涙も無い鬼車掌との血みどろの闘いを、R・アルドリッチ監督がダイナミックかつユーモラスに描いた痛快作!