“♪Anything Goes!”から始まる、意表をついたミ .. >(続きを読む)
“♪Anything Goes!”から始まる、意表をついたミュージカル・シーンのオープニングからラストの大団円まで、まさに息をもつかせない展開で(“ジエット・コースター・ムービー”というキャッチ・コピーも、この作品あたりから生まれたように記憶しているが・・・)、興奮度だけで言えば前作をさらに上回る。その目まぐるしく変わる奇想天外な見せ場の連続に、当時観客から“とてもついて行けない”と苦情が出たほどだが、若きスピルバーグのパワフルな演出で、そのような雑言は蹴散らされたようだ。要は、これだけ面白ければ結果オーライということ!