原作が長いから映画が長くなるのは仕方ないのかもしれないが、も .. >(続きを読む)
原作が長いから映画が長くなるのは仕方ないのかもしれないが、もし映画館でずっと見続けたとしたら苦痛を感じたかもしれない。ビデオに録画して途中何度か中断しながら観ていたから最後まで鑑賞できた。
社内での権力闘争は「白い巨塔」を彷彿とさせる。そう感じた人も多いのではないだろうか。しかし、描かれる時代が頻繁に前後し、登場人物が多く、さまざまなエピソードが満載されるために、一貫した何かが伝わらず冗長散漫な印象が強くなってしまった。宇津井健、木村多江エピソードは個人的にぐっとくるものがあったが、女性の後について歩く渡辺謙がスマートフォンに見えてしまって仕方なかった(苦笑)。