なんなんだろう?最近のデニーロの映画を観ても、以前ほどの感動 .. >(続きを読む)
なんなんだろう?最近のデニーロの映画を観ても、以前ほどの感動がないんです。彼の出演作品では「ディア・ハンター」が最高傑作だと思っているので、それを基準にすると、今回の「ザ・ダイバー」はどうしてもそれより2枚は劣ってしまいます。実話に基づいていると言っても、映画化されれば演出がなされるのは当然だし、他にも切り口はあるでしょう。ダイバーという仕事が大変なものであることはわかるのですが、後半の審問のシーンに至る過程で、あの上司が主人公の黒人を排斥することに、どうしてこだわりを持っているのかがよくわかりませんでした。だから、デニーロがいかに演説をぶっても、なんか空回りしてしまった感じです。デニーロだからと言って飛びついても、なかなかいい作品に出会えない・・・・う~ん、難しいですねえ。