期待したほどではなかったなあという印象です。トム・ハンクスと .. >(続きを読む)
期待したほどではなかったなあという印象です。トム・ハンクスと息子が逃避行する途中で立ち寄る家に入るシーンで、青空が印象に残りました。おそらくそういう心象風景のような描写をあちこちにちりばめているのが、「映像が云々」という評価になるのでしょう。仕事熱心なあまり息子と距離ができた父親と、ちょっとひねくれた息子の信頼回復の6週間。まあ、言ってみればそれを描く一種のロードムービーなんだと思います。ただ、アル・カポネの対応が手ぬるいなと疑問はありますが、最期まで偏執的に仕事に徹するジュード・ロウとか、全編に流れるピアノ曲が印象深いですね。