中世のファンタジーです。最初、ショーン・コネリーが出ていると .. >(続きを読む)
中世のファンタジーです。最初、ショーン・コネリーが出ていると言うから、どんな役だろうと思っていたのですが、声の出演だったのですね。ドラゴン族の最後の生き残りである”ドレイコ”(またはドラコ)を演じるショーン・コネリーの声はとても耳に心地よく、彼独特のアイロニーがCGのドラゴンにとてもよく反映されていて、私はそこにコネリーそのものを投影して観ておりました。デニス・クエイドの剣士もなかなか頑張っているし、ストーリーも(ありがちな話ですが)楽しめます。ただ、敵役になった王子が、今ひとつ迫力不足だった感が否めません。まあ若い役だから、あの程度で仕方ないのかもしれませんが。個人的に、荒野をお散歩するドラゴンの姿がとても印象的でした。そしてランディ・エデルマンのスコアは心にしみるし、なかなかレベルの高い作品だと感じました。何度でも観たくなる作品だと思います。