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最初の50分まで非常に好い感じでストーリー展開してたんだよね。「IT」や「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせるような、キングお得意の回顧調のお話で。なんか不思議な少年にまつわるお話になるのだろうかと思いつつ、「お、モーガン・フリーマン登場だ! 黒人の星一徹か?(笑)」などと観ていたら、54分あたりから急に変な方向に話が展開しだしたのは興ざめです。「おや?もしかして、モーガン・フリーマンは、悪い宇宙人に身体を乗っ取られていて、ダディッツの仲間の好い宇宙人をやっつけようとしているんじゃないか?」、「それをトム・サイズモアが阻止しようとして、彼ら3人は協力するんじゃないのか?」、「ダディッツはいったいどういう役割をするんだろう?」などと勝手な妄想がふくらんでいたところを、変なエイリアンがせこく暴れ回ってるだけの演出には笑止! あれ、「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」に出てくる食虫植物と似てないか?(笑) それと、テレビでやっていた「ランゴリアーズ」で空を飛んでパクパク食べていた奴らにも(笑)。前半の雰囲気がとても良かっただけに、後半のドタバタがあまりにも唐突で、落としどころもなんかまだ続きがありそうな中途半端な感じで残念。聞くところによると、キングの原作は半端じゃない量があるらしく、それを135分にまとめるのには無理があるのかもしれないね。