賞なんか要らない!そういうスタンスが前面に出た、単なるおバカ .. >(続きを読む)
賞なんか要らない!そういうスタンスが前面に出た、単なるおバカ映画になってしまった(苦笑)。以前から映画版やテレビ版で使われていたリアル野原一家(劇画調)の描写は、個人的にかなりツボなんですが(とくにシロ!(笑))、いかんせん、ストーリーが破綻していて、ぶつ切りの一発ギャグが続いているだけという印象です。やたらに敬礼するマサオくんとか、ブラックホーク・ダウンとか、E.T.のパロディとか、地獄の黙示録のサーフィンとか、そういうの、かなり好きなんですけど、やっぱり今回はダメだなあ。ぶりぶり左右衛門がたくさん出て来ても、「塩沢さんがもういないんだな」って思うと逆に虚しいだけだったしねえ・・・。ところで、やたらに青空を見上げるのとか、寝っ転がるのとか、「シン・レッド・ライン」を意識してますかね?(笑)