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<ネタバレ>ジョージ・C・スコットが校長なんですよね。アメリカにはこの手の幼年学校というのがたくさんあるようで、「刑事コロンボ 祝砲の挽歌」にも同じような前提の学校が出てきましたね。あちらは校長が理事をやっちゃって終わりのドラマでしたが、こちらはそうはいきません。州兵(←これがまた今ひとつ日本人にはよくわからない存在ですが)に包囲され、ドンパチが始まってしまいます。たいした武器も持たない子供ばかりの軍隊が、いい気になって、戦車もある大人の軍隊を相手にしたって結果は目に見えていますね。「橋」の場合、やっぱり大人相手に子供が戦争ごっこをする悲劇ですが、あちらの場合は仕方なく巻き込まれた被害者であり、こちらの方は、やたらに好戦的なトム・クルーズに代表されるような、自分から仕掛けているわけで、いわば自業自得なんですよね。彼らは果たしてそこまでして学校を守りたかったのか、それとも、単なる反抗期だったのか、いずれにせよ、お子ちゃまは武器なんか持っちゃいけないよという警鐘でしょうか。