<ネタバレ>エドマンド・バークといえば、「敵対者とはすなわち、支持者のこ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>エドマンド・バークといえば、「敵対者とはすなわち、支持者のことに他ならない」の方が一人歩きしてないか?(笑) 彼の主張は、どちらかといえば、民主主義の支持者と言うよりは、階級社会温存論者でしょう。そういう人間のことばを最後に引用するのもどうかと思うが(苦笑)。 本作の設定は、結局の所アメリカ至上主義を脱出できないところに限界があるんだろうね。前半はかなり退屈な展開で、発信器が発見され元大統領の息子登場の辺りからようやくテンポが出てくるかなという感じだね。しかし、最後の空爆は完全な内政干渉でしょう(苦笑)。少数の部隊を送り込んで、それがやられるから守るのは正当防衛だと主張して爆撃するのは、宣戦無き戦争だよね(しかも一方的な(苦笑))。それを正当化するような映画の描き方は気にくわないです。それにしても(←口癖(笑))トム・スケリットは老けちゃったね。最初誰だかわからなかったよ。