第二次世界大戦中のアフリカ。飛べなくなった連合軍戦闘機と、狂 .. >(続きを読む)
第二次世界大戦中のアフリカ。飛べなくなった連合軍戦闘機と、狂気に狩られた指揮官に駆られたドイツ軍戦車のガチンコ勝負を、低予算で作ったアイデアの勝利の映画です(笑)。どっちが勝かは観てのお楽しみ。
(2007-03-04 21:47追記、テレビ東京)
久しぶりに観直したら、いろいろと再発見があっておもしろかったです。アメリカが貸与している武器の背景がちらっと描かれていたり、エルアラメイン直後の北アフリカの戦後処理の話が出ていたのが収穫でした。ところで細かいこと、ふたつ。
(1) カーチスP-40Eと最初に言っているのに、中盤で20ミリ機関砲という表現が出てきたのは不思議。12.7ミリのはず。
(2) やっぱりM4イージーエイトをパンターと言うのは無理があるなあ。いかにボディが角張ったタイプを選んだにしても、形状があまりにも違いすぎる。それに、V号D型のデビューは1943年の東部戦線のはずで、1942年10月の北アフリカにいるはずがない。吹き替えはせめて「タイガー戦車」と言って欲しかった(笑)。
(3) グレイハウンド6輪装甲車が出てきたけれど、あっさりやられちゃったのはもったいない(笑)。これも米軍からの貸与なんだろうね。でも本来の英軍の偵察車両ならダイムラー4輪なんだろうし、M8の登場にはちょっと早いので設定ミスだね。
まあいろいろ問題はあるんだけれど、久しぶりにそれなりに楽しんで観たので、評価はそのままです。