「いと高き御方様」が戦争という時代のせいで「ずる賢いガキ」に .. >(続きを読む)
「いと高き御方様」が戦争という時代のせいで「ずる賢いガキ」に変貌してしまったことそれ自体は哀しい。しかし前者も後者もどっちにしろ見ててムカつく。少年の成長か、反戦か、飛行機への憧れか、親に会いたい気持ちか、話のポイントが絞れてないのもマイナス。良かったと思うのはジムと飛行隊員が敬礼するところと、原爆の閃光のところ。「神が写真を撮った」瞬間800km先では人類史上最も悲惨な光景が広がっていたことを知った時、ジムはどんな思いだろうか。