一見スッゴクおいしそうな料理なのに、スパイスを入れるのを忘れ .. >(続きを読む)[良:2票]
一見スッゴクおいしそうな料理なのに、スパイスを入れるのを忘れちゃったのね、っちゅう感じ。これが、一番言いたいこと。
映像は美しい。
絵の完成度はすごく高いと思います。
だけど、心にしみない。
生身の人間としての奥行きがない。
お行儀がよすぎる。
ギャングものなのに、と言いたいわけじゃありません。
本作の主眼は人間ドラマでしょう? そこが伝わってこないのよね。
ゴージャスな役者を使いながら、もったいなーい。
それと、ジェニファー・ジェイソン・リー好きとしては、彼女の見せ場がなんもなくて、それも、ポッカーンとしちゃった(せっかく彼女を起用しておきながら、失礼だ!!)。
ジュード・ローはかたちをつくり過ぎ。
内面からの怖さがイマイチ感じられない。かたちに頼りすぎなのがアリアリで、興ざめです。
自分のキャラを忘れて「大物」になりすぎちゃったトムにも、魅力を感じられません。
あーあ、行変えしてたらますます思ってしまった、ほんとにダメじゃん、この映画。
更新にあたり、もう1点減点![良:2票]