あらま、最近の皆様の書き込みの面白いこと! 私は公開当時けっ .. >(続きを読む)
あらま、最近の皆様の書き込みの面白いこと! 私は公開当時けっこう期待して見に行き(なぜ期待したかは記憶なし)、がっかりした一人。思ったのはやっぱり「これはどういう映画と評価したらいいんだろう」ということだった。当時はアカデミー賞を権威と思っていたから、「受賞作がぴんとこない」のは「私がおバカで鈍感なせい」かと思ったのよね。さすがに最近はただ「自分がバカだから」だけ、とは思ってなかったけど、でも「自分には合わないけれどほかの人はそうでもないんでしょ」と思ってた。それもまた違うらしいゾ、これはやっぱり変な映画らしいゾ、とわかって、積年の溜飲を下げた思いです。ただ、変な映画とわかれば、「好きなところもある」自分に、素直になっちゃおう。ニコルソンとマクレーンの別れのシーンなんてけっこうよかったじゃん、なんて思ったりして。あんなふうにされたら、よいよい、あんたやっぱりイイ男、って、すべて許しちゃったりして! でも、そもそもどういう監督なのかよくわかってなかったしナ、とラインナップを確認したら、何か少しはこの作品もわかったような気もしました。一貫して「しんらつ」な作風で、無理矢理「笑い」と「涙」を両立させたい人なのね。なのに「Terms Of Endearment」という原題がこれまたよくわからないけど、ここは1つ、アメリカ社会と英語をよくわかっている方に、原題にどんな意味合いがこめられているのか、お聞きしてみたいところです。