レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、ジェームズ・ブラウン .. >(続きを読む)
レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、ジェームズ・ブラウンという大御所くらいしか知らない、はっきり言ってこの手の音楽ジャンルが趣味でない私でもそれなりにノレてしまうのだから、R&Bに精通した人ならたまらんでしょうねえ。実はこの映画を音楽映画として観たことがなく、ひたすらおバカなコメディとして観てずっと満足していたのだが、今観たら、歳の功ってやつで音楽映画の部分も楽しめるような気がする。なんとなく。最後に観たのもずいぶん前なのだが、ド派手なカーチェイスや高速道路からの落下中の告白の面白さも印象に強いんだけど、一番印象的、というかむしろ私にとっての今のところの『ブルース・ブラザース』ってのはジョン・ベルーシとキャリー・フィッシャーの恋物語なのだ。かなりシュールだけど。ここでのキャリー・フィッシャーってばレイア姫よりもずっと謎に満ちてて、それでいてストレートな眼差しがキュートで、出演時間はけっこう短かったかもしんないけど、彼女の演じた役柄の中ではダントツで好き。