自国に正義があることを前提に自国の過酷な責務を全うした若者を .. >(続きを読む)
自国に正義があることを前提に自国の過酷な責務を全うした若者を英雄視した映画はアメリカ映画に限らず日本の映画でもあります。自国の損害のみで反戦を装うこの手の映画はあまり好きではありませんが、そのことで大きく評価を下げることはあえてしません。もちろん加点なんてありえませんが。こんな映画ばっかりだったらイヤだけど、反戦映画ではなくあくまで戦争下での一方からのみ見たひとつのエピソードとしてとらえますが、映像はチープでした。チープさの最たる特撮はひかえめにして空中戦をB17の機内をメインに撮っていたのはなかなか良かった。もともと深みの無いドラマ、唯一の見せ所のこのシーンをメンフィス・ベルだけでなく他の機内も映してアクション度をあげてくれたほうがまだ素直に楽しめたような気がします。戦死者の遺族からの手紙に涙を浮かべる上官のシーンは悪いけどしらけた。