常人には考えつかない発想、それを映像にする素晴らしい技術、そ .. >(続きを読む)[良:1票]
常人には考えつかない発想、それを映像にする素晴らしい技術、そしてできあがったものの独特な美術センス、、これらはシュヴァンクマイエル(ここではシュワンクマイエル)の全ての作品に言えること。彼のデビュー作である今作品は、昨今の長編と比べるとなんとも可愛らしい作品に仕上がっている。彼の作品に感じる独特な暗さはしっかりとあるんだけど、全ての動作に音が入り、その音がなんともおまぬけで、そのおまぬけな音がシュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏を可愛らしくし、全体を愉快なオーラで被っている。まさに音によるトリックだ。やってることは相当気味悪いはずなんですが。[良:1票]