<ネタバレ>途中までは、もしかして初の0点か?と思うほどに酷い。たしかに .. >(続きを読む)
<ネタバレ>途中までは、もしかして初の0点か?と思うほどに酷い。たしかにロボットの違和感の無さは素晴らしく、これまで散々邦画のしょぼいCGに辟易させられた者としては大いに褒め称えたいところではある。でも中身が・・。どうして主人公を理解する友人までがなんらかの問題を抱えていなきゃいけないのか。過去に傷を持つ人間でないと助ける資格を持てないのか。おとなしそうな優等生は何故この手のドラマでいつも悪玉なのか。あまりにあっけなく「帰れ」コールに転じるクラスメートたちの描写にも呆れる。人格というものがない。主人公は死の淵で母に会い、母が父を憎んでいないということを知る。だから父を許す。っておかしくないか。親子関係の問題に全く向き合わず、ハイめでたし、でいいのか。父は問題から逃げてばっかりだし、同僚はそのことを何度も説明してくれるだけのために出てくるし、先生は蚊帳の外だし、クラスメイトはその他大勢だし・・。唯一がんばってんのが男勝りのガキ大将少女(多部未華子ははまり役!)。けっきょく初恋ラブストーリーなんだからできもしない「子供の問題」をちまちまなぞってないでちゃんとラブストーリーしようよ。