少年には忌まわしい記憶となるはずの出来事が父との楽しい思いで .. >(続きを読む)
少年には忌まわしい記憶となるはずの出来事が父との楽しい思いでとなる。まさにライフ・イズ・ビューティフル!人生をすばらしいものにするのは、時代や環境ではなくどう生きるかということ。そして人生はもともとすばらしいもの。この映画の中にそれをみることができる。ただ、好みの問題かもしれないが、不満も残る。主人公の人格も展開も現実感が無い。喜劇だったら演出として納得がいくが、わざとらしいもりあがりもなく、最後には殺されるなんて妙に現実的な部分もあり、どっちつかず感がある。明るいタッチで見せているが、現実にあった悲劇なんだよ、と言いたいのか?あのむちゃくちゃな通訳は笑えた。最後も笑って終わってほしかった。