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<ネタバレ>映画は所詮は作り物。なのに気がつくと、そんなことも忘れて喜んだり涙したり。この映画は映画の中でリアルを演じるというストーリーなのですが、リアルを強調している作り物なので、逆に偽物感が目立ってしまいました。映画を見ながら役者が演じているなあと思うことはマイナスです。トム・ハンクスの「ターミナル」を見たときに英語を話せるのに話せない役を演じているなあと思って入れなかったのと同様の感じ方をして、最後まで楽しめませんでした。面白味のある俳優さんが主役だったら違ったのかも知れませんがマシュー・マコノヒーに感情移入できず、不自然なにやけ顔にいらだつことさえありました。