娯楽映画だというのは分かっているのだが、早良親王の次は、出雲 .. >(続きを読む)
娯楽映画だというのは分かっているのだが、早良親王の次は、出雲神話というのが、アサハカすぎる。役者がこれだけそろっていて、なんでこんなつまらない映画が作れるんだろう? 逆の意味で素晴らしい。しかも、アマテラスとスサノオをメインに据えた結果なのか、天の岩戸が出雲神話に登場するという、どうしようもなく滅茶苦茶な展開になった。いくらなんでも、やめてほしい。(いかにも「天野嘉孝デザイン」の天の岩戸の場面は美しかったけど・・・・・・) アマノウズメが必要だからとか言い出して、女装して舞うシーンも変だった。あと、死体があるところに、のこのこやってくる殿上人(大臣かなんかだよね?)も、どうにかしてほしい。当時の常識として、死の穢れに触れたら、しばらく宮中へ出仕できないはずだから。いや、まあ、その後では宮中で人が死にまくってるから、どうでもいい感じなんだけど・・・・・・。