<ネタバレ>この監督って、本当にロックが好きなんかいな?と疑ってしまう内 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>この監督って、本当にロックが好きなんかいな?と疑ってしまう内容。作品中のミュージシャンは、ドラッグにはまるかグルーピーに溺れるかのどっちかしかなくて、それこそ2流以下のマスコミが喜んで書きそうなステレオタイプな描写でしかない。そういったものを超えて、ミュージシャンがどのように曲を生み出していき、ファンを熱狂させたか、という部分に肉薄してこそ、ツアーに同行する主人公という設定の意味があると思うのだが。ツアー中の母親とのやりとりもしつこすぎて不要だし、家に戻ってからラストまでのシークエンスは最悪。点数は、演技力ゼロの主人公の少年を必死でフォローしたケイト・ハドソンの尽力に対して。