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<ネタバレ>オープニングで堂々と出てくる「百恵・友和10作目記念作品」の文字。はたして、カメラも演出も、軽率に騒ぎ立てずに2人の姿をじっくりと浮かび上がらせている。今から考えると、こうして普通に動く百恵ちゃんがこれだけ見られるというだけで、すでに十分貴重な作品なんだなあ。ただ行っただけにとどまらない終盤3分の1の怒濤のスペインロケも、制作側の自信と気合をみなぎらせている。なお、スペイン語を前半のネタとして使うだけでなくて、随所で2人の台詞にぶち込んでいるのも、役者に対するものとしての敬意が窺える(しかも2人とも、「スペイン語を喋りながらの演技」もきちんと行っている)。●范文雀姐さんがここぞというところでいい出番があったのは嬉しかったのだが、あの最後の処理はないでしょ・・・。扉を閉めたところでこのキャラの登場は終わり、の方がどれほど良かったか。