<ネタバレ>導入部の赤子を救うシーンで早くも表れる仰々しさ(そしてそれを .. >(続きを読む)
<ネタバレ>導入部の赤子を救うシーンで早くも表れる仰々しさ(そしてそれを裏打ちする母の誇り高さ)。真剣に戦っているはずなのに、武闘に紛れて服を脱がせ(!)、さらには化粧まで施し、そのまま恋に落ちるという、ご都合主義というフレーズすらもどかしいくらいの都合の良さ(一直線の迷いのなさ、とも言う)。回想シーンが延々続いて本編を凌駕しているというバランス感覚の悪さ。まさにインド映画の本領発揮、と言いたいのだが、難点は、肝心のクライマックス戦闘シーンがCGまる出しで、作り物感満載だということ。それを溢れ出すほどのエキストラで何とかしていたのがインド映画ではなかったのか。