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<ネタバレ>脚本の周到なほどの丁寧さが、ワンアイディアに終わらない作品のクオリティを保っています。「願いが叶う」まで10分。NYに到着するまでそこから10分。その中で全部を描写している手際の良さ。入社のプロセスもごちゃごちゃした部分は抜き、早速本題に入っています。その後は、爽快なサクセスストーリーを誘因ネタにしつつ、いつしか物語を人間関係の変化に移行させる職人技を示しています。最初は業務成功のツールだったおもちゃが、途中では転機の象徴として機能している(トランポリンとかゲームブックとか)のも巧みです。