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<ネタバレ>40年前には、こんな滅茶苦茶な内容でも作品として成立していたことを示す、ある意味貴重な作品。説明台詞のオンパレード、俳優陣の演技の下手さ(殿山泰司を除く)にもびっくりだが、何より凄いのは、宇津井健扮する城戸検事の取調や法廷尋問のドヘタクソぶり。その上であんないい加減な起訴をしてたら、弁護人が寝てても無罪です。しかも、捜査記録の不開示や接見妨害なんて真似までしてたら、同情の余地なしです。私は法廷の部分では弁護人を応援してました。だめ押しが最後のオチなしエンディング。あれも凄い。