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<ネタバレ>戦争の痛み、恐怖を体感するという意味では、これまでの戦争映画より、痛切に感じさせられた。カン・ジェギュ監督も「戦争は、予想もしない時に起こり、いともたやすく私たちからすべてを奪い去ってしまう」と言っているが、その通りだ。主役の2人の演技も素晴らしい。日本人のイケメン俳優で、あそこまでの迫真の演技ができるだろうか。ただ、感情的には、あまりにむごく迫力ある戦闘シーンが続くため、その合間の兄弟愛の盛り上がりのシーンで、涙が出そう・・・・くらいで、切り替えできずに、号泣までにはいたらなかった。韓国映画ブームとか言っているが、本当に韓国は映画に力を入れている。日本の映画作家は、悔しさを持って、魂の入った作品を創っていく必要がある。何かを訴えてくる映画は潔い。