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同じ類の映画で例を挙げてみますと、ロメロの「ゾンビ」やライミの「死霊のはらわた」、ジャクソンの「ブレインデッド」などは設定や脚本、見せ方や盛り上げ方が良かった(上手かった)からあそこまでのカルトの名作になったわけで、それに対しこの作品は少しそれらに穴が多すぎると思います(勿論、前記の作品群にも穴はありますが)。展開の方も、ゾンビ(というかバタリアン)がワラワラ出てきたあとは、「ブレインデッドを凌ぐ、阿鼻叫喚の大スプラッタサバイバル!」には遠く及ばないわけで…他の作品群を蹴散らすほどの魅力は少々足りないと思います。しかしながら、今の時代「死霊のしたたり3」以外でこうした作品を再び作ってくれた事にはB級フリークとしては感謝感謝ですね。6点。