<ネタバレ>役者さんたちの演技が実に淡々としていて、すごくよかった。同じ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>役者さんたちの演技が実に淡々としていて、すごくよかった。同じ街の下に住む四人の女性。皆、それぞれ別の悩みを抱えて生きているが、全て共感のできる心情ですごく胸に響いた。大好きな人に振り向いて欲しい女性、自分の絵を我が子のように愛している女性、人間関係にひたすら悩んでいる女性、そして何もないことに不安を抱えている女性。みな、どこにでもいそうな不安や悩みを抱えていて、すごく不器用で生々しく生きている。台詞が小さくて確かに聞き取りにくかったけど、この物語事態が台詞以外の演出で強く描かれているため、さほどぼくは気にもせずに観る事ができた。どこにでもいそうな女性たち四人はみな、知らず知らずに繋がっている。極端な捉え方なのかもしれないが、みんな一人じゃないと感じることができた。この作品はとても暖かく優しい映画だと感じた。