大好きなピクサー作品の中で
唯一のシリーズもの。
擬人化 .. >(続きを読む)[良:2票]
大好きなピクサー作品の中で
唯一のシリーズもの。
擬人化する現実味のない作風をディズニーが
作らせようとするが、
ピクサーがしたいことは
そうじゃないとぼくは信じている。
ぼくらが気づいていないだけで
彼らはぼくらの知らぬ間に動き出し、
友情を育み、愛に生き、
幸せを求め、
人と同じように悪戦苦闘している、
そう思えることが
ファンタジーの醍醐味だと思う。
だからぼくらは気付かされる。
幼い頃に遊んだ
ウルトラマンの人形、
迫力満点の100/1ゴジラ、
合体する戦隊ものおもちゃ、
ぼくはどうしてしまったんだっけ、と。
いつからあそばなくなり、
どこへやってしまったのかもわからない。
お世話になったのに。
大人と呼ばれる年齢になった今、
この作品を通して
幼きころの追憶に帰らされる。
きっとぼくに子どもができたら、
おもちゃを買い与え、
そして子どもにこの作品を観てもらう。
泣いて、笑って、感動して、
ウッディやバズ、アンディたちを
好きになって、
おもちゃを大切にすることを
微笑みながら
きっと感じてくれると思う。
友情や愛情、ものを大切に気持ち、
それらを強要ではなく、
ちゃんと感じることのできることが
本当に素晴らしい。
伝えたい想いは、
ウッディやバズから教わった。
まっすぐな優しい笑顔から、
強く強く伝わった。
大人も昔は子どもだった。
子どももいつかは大人になる。
全ての人間の心に届く
おもいやりに満ちた作品。
ありがと。[良:2票]