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<ネタバレ>マイケル・マン=過剰な演出はしない、案外あっさり決着するラスト、大体想像していた感じではありました。映画の中ではマックスがヴィンセントに言った「人としての何かが根本的に欠けている」というセリフに対するヴィンセントがマックスに言った「ターゲット以外の人間は撃たないとでも思ったのか」みたいなセリフは印象的ですね。自分が思うにヴィンセントも昔は殺し屋としては大したことなかった、でも人として根本的に必要な何か(他人に対する感情や命の尊さ)を敢えて捨て去ったことによって一流の殺し屋になることが出来たのではないだろうか、他人に対する感情と命の尊さを捨て去れば冷徹非情にもなれるし自分の命さえ惜しいと思わなくなるだろうから今のような勇猛果敢な行動力が身に付いたのだろう。結局理由はわからないがマックスが「なぜ俺を殺さない?」とヴィンセントに執拗に問いかけるシーンがあるが、きっとマックスがまだ甘かった頃の自分によく似ていて無意識に同情していたのだと思います。[良:1票]