物凄く良かったですよ。
アンサンブル形式に複数の恋の物語を .. >(続きを読む)[良:1票]
物凄く良かったですよ。
アンサンブル形式に複数の恋の物語を繋げてひとつの物語にしているのですけど、
これが判りにくくて、最初に見ると戸惑うかもしれないですね。
この手の映画は最近ではあまり見られなくなっているので
それにどれだけ慣れているかと言う事が実は勝負になってくるのですが、
あんまり肩肘張らずに気楽に見たほうが良いでしょう。
オープニングとエンディングで語られるメッセージと空港での人々の再会の挨拶が実はこの映画の基本であって、それを物語として”こういう愛の形もあるよ”と見せたのが映画の中身なんでしょう。
それと、ぜひ注目して欲しいのが音楽、冒頭の落ちぶれたロック歌手の歌から始まって
ビートルズにつながり、ラストはマライア。全編ラブソングというこの構成には参りました。
クリスマス前からクリスマスまでの物語なので、残念ながら日本での公開が遅れた事が悔やまれます。
「フォー・ウェディング」「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」という
ハリウッド映画と違った独特な雰囲気の映画を作る、ワーキング・タイトルらしい映画ともいえます。
残念ながらこの映画はPG-12指定なんですよね。
映画の撮影シーンとしてセックス描写があるためだと思うのですが、
お子さんがいる方も出来れば一緒にご覧頂きたいです。
あたしって英国映画に水が合うみたい。(笑)[良:1票]