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<ネタバレ>70~80年代に量産されたベトナム戦争モノの一つだが、本作でのテッド・ポストの演出は(珍しく)可成りの力業で異様な迫力がある。何と言っても圧巻は部隊長のバート・ランカスターがブリーフ一丁の素っ裸にされ、死体となって惨めに転がっているラストのシークエンス!!ウェイン御大の「グリーン・ベレー」とは正反対のベクトルで余りに空しいジリ貧の負け戦を強烈なタッチで突きつけて脳裏に焼きつくインパクトだった。妙に被害者ヅラしたり、声高に反戦を叫ばないのもイイ。個人的には「ディア・ハンター」や「地獄の黙示録」「プラトーン」よりも(そのストレートさとコンパクトさで)高く評価したいと思う。ま、後味は悪い…てか最悪だが、”ベトナム戦争モノ”にハッピー・エンドを期待する方がそもそもの間違い。こういうジャンルはコレで良し。