本作のテーマはいわゆる「名ばかり管理職」ってヤツですかね。 .. >(続きを読む)
本作のテーマはいわゆる「名ばかり管理職」ってヤツですかね。
ぬくぬくと保身に走る上司のために、詰め腹を切らされるサラリーマンの悲哀と怒りが、前半コミカルであった本作の色調を、クライマックスではスプラッター作品へと豹変させます。
この豹変ぶり、ちょっと「文学部只野教授」などを思い出してしまいました。
もちろん単に残酷描写で煽るだけの作品ではなく、切れ味鋭いカメラが、さらに煽ってるっちゃあ煽ってるんですが、映画を大いに盛り上げます。