四作目で概ね、終わった感があり、肝心の主人公も当面シャバには .. >(続きを読む)
四作目で概ね、終わった感があり、肝心の主人公も当面シャバには出られない状態、さぞかし蛇足めいた「完結篇」なんだろう、と思いきや、意外に違和感が無い。
もともと、起承転結とは無縁のシリーズですからね。例によってあれやこれやの抗争が描かれて。前作よりは多少、大人しい部分もありますが、それは前作がほとんど暴走気味だったからで、今回もしっかり、銃弾が飛び交い、血の雨が降る展開。
完結篇という割に、最後はあまり終わった感がないのですが(これも、前作に終わった感があり過ぎたせいか)、でも登場人物たちのメイクの老け顔を見ると、何となくしみじみとしてしまいます。しかし菅原文太だけが老け顔ではないのは・・・?