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まず冒頭、飛行機の映像に乗って流れるテーマ曲が、カッチョええねえ。元気が出ます。特に小太鼓のリズムが、映画後半の銃撃戦の銃声の予告にもなっております。さらにカッチョいいのが、イーストウッドの髪型!あわやリーゼントかという見事な決まり方、ストリート・オブ・ファイヤーのウィレム・デフォーにだって引けはとらない。そう、この髪型のトンガリ具合こそ、猛禽類を彷彿とさせ、まさに「荒鷲の要塞」と呼ぶに相応しい・・・。それはともかく(笑)。映画前半は、難攻不落の要塞への潜入が描かれますが、潜入にあたってドイツ軍人になりすましたもんだから、ありゃ、何だか楽勝ムード(?)。手ごたえがなく、このペースでは上映時間も余りそうですな。しかーし映画後半に至って、驚くべき展開が!このあたりから見どころの連続。至近距離での銃撃戦、スバラシー!そしてアクションまたアクションと畳み掛け、まさに息もつかせぬ展開。大興奮であります。そしてラストシーンはまた、冒頭と同様の飛行機の映像によって締めくくられ、ホッと一息つくのでした。しっかしそれにしても、アクションシーンでは、ドイツ兵が面白いようにバタバタ死んでいきます。はっはっは。いくらなんでもこりゃヒドイ。もしも、あなたがドイツ人であるか、あるいはドイツ人の友人がいるか、だとしたら、さすがにあまり楽しくはないかもね。