<ネタバレ>冒頭の高速道路を使った一大ダンスシーンにまず圧倒されます。こ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>冒頭の高速道路を使った一大ダンスシーンにまず圧倒されます。これでもかと繰り出されるダンスに、驚くべき空間的な広がり。すごいのなんの。
だけど、この陽光の下のド派手オープニングから一変して、映画本編はどちらかというと、そういうきらびやかなエンタメの世界の底辺に位置するような、とある男女の姿が、ひっそりと描かれてます。実際、夕暮れや夜の場面が多く、しっとりとした印象です。
あくまでミュージカルは非現実でありファンタジー、だけどそれは終盤の再会シーンでは、哀しき形で活かされる。
で、はい、映画は終わりましたよ、というラスト。シャレてますねえ。シャレ過ぎ。