映画の中盤、傷心のインディアナが宿敵ベロックと対談する場面、 .. >(続きを読む)
映画の中盤、傷心のインディアナが宿敵ベロックと対談する場面、ハリソン・フォードの大写しの横顔の、目のあたりに何やらチラチラ目障りなものが。要するに、向こうの方にシーリング・ファンがあって、それが横顔と重なってチラチラ見えてるんですな。このシーン、どうしてこんな不細工な撮影をしてしまったのか。何とも残念なのですが。
でももしかして、こういうのも、テキパキサッサと撮影しまくった名残なのかしらん。どこか粗削りで、でも工夫に満ちてて、それが作品のスピード感に繋がってます。演出上の誇張や省略の数々も、実に小気味よくって、楽しいことこの上なし。
そして物語はもちろんドキドキハラハラの連続。冒険活劇に、戦争というハードな要素を加え、さらにはオカルト要素も絡めてきて、サービス満点とはこれのこと。
あらゆる危機に直面しながら、ヘビ以外は何も恐れないジョーンズ博士。間違いなく、映画史に残る名キャラクターでしょう。