いやあ、シビれました、この映画。ジョン・ウェインの元に派遣さ .. >(続きを読む)
いやあ、シビれました、この映画。ジョン・ウェインの元に派遣されてきた兵士のひとりが、何と実の息子、ってなわけで親子の葛藤を描く・・・と思いきや、奥さんまでやってきて話は夫婦間のイザコザに。「親子の葛藤」はどうなったんだよ~と思ってたら、ラストにはちゃんとすべてを見事に纏め上げてくれました。とにかく、演出が丁寧でよいですね。カットのひとつひとつが、ストーリーや舞台の、いわば「頂点」を的確に形成しており、イマジネーションを程よく刺激してくれて、物語の輪郭が鮮明に浮かび上がります。脇役の誰も彼もの存在が生き生きとしており、物語に厚みが感じられます。欲を言えば、ジョン・ウェインのキャラにもう少し陰があると個人的にはウレシイのですが、この際、よしとしましょう。騎馬隊によるアクションも見所です(露骨に早回しだったりしますけどね)。充実しました~。