地球上でボーマン船長の姿が拝める、貴重な映画。ってのはどうで .. >(続きを読む)[良:2票]
地球上でボーマン船長の姿が拝める、貴重な映画。ってのはどうでもいいんですけどね。
映画の4分の3くらい、大して何も起こらない、というより、そもそも何かが起こったのかどうか自体がよくわからないんですけれども、にも拘らず、スリリングでぐいぐいと引きこまれます。
何しろ、どのシーンを見ても登場人物が画面内を動き回り、カメラも登場人物たちを追いかけて、とにかく動きのある映像が展開されまくります。その計算された構図に息をのみ、あれよあれよという内に物語が進んでいく。
終盤、物語の展開に動きがあり、ほとんど物語が破綻するかしないかの瀬戸際になって、そうなるとカメラも一層、不安を煽って見せる。もうハラハラもの。
という訳で、まさに出色のサスペンスです。[良:2票]