原題が『Sssssss』と、やる気の全く感じられないタイトル .. >(続きを読む)
原題が『Sssssss』と、やる気の全く感じられないタイトルですが。先年亡くなった作曲家マウリシオ・カーゲルの曲で『Rrrrrrr...』ってのがあるので、本作はその続編かと思いきや、本作の方が作られたのが先だったのですね。というのはどうでもいいコトですが。しかし、どうでもよくない点は、本作、映画版『ドクター・モローの島』(テーマ的に似た点がある)よりも先に作られているコト。この点だけは、大いに褒めておいてよいのではないでしょうか。何しろ、他に褒める点は、特にありませんし・・・。ヘビを研究している博士が、助手に妙な注射を打って、ヘビに変えてしまう、という、訳のわからない映画。助手役が、特攻野郎Aチームのフェイスマンことダーク・ベネディクト(懐かしいなあ)で、そのせいだか、そのせいではないのか、映画全体に何やらホモっぽい雰囲気があります。だからどうだという訳ではありませんが。あと、ジョン・チェンバーズが関わったというヘビ人間のメーキャップ、これは良くできているので、これも褒めておいて罰はあたらないですかね。こんな映画でも、リキの入ったメーキャップ。律義ですね、頭が下がります。