二人ともふらふらになりながらも斬り合う最後の決闘シーン、人を .. >(続きを読む)
二人ともふらふらになりながらも斬り合う最後の決闘シーン、人を斬った後の主人公の漂わす雰囲気、ハエが群がるほどに腐敗した死体、困窮した下級武士の生活の様子などなど、すべてにリアル。敵役もそれぞれ武士らしく、特に竹光とわかったときの余吾の反応に武士の誇りを感じました。個性豊かな登場人物、ところどころに織り込まれる美しい風景、中の世界にどっぷりとはまり込める素晴らしい映画でした。最後は感動で映画館で見ているにもかかわらず、不覚にも涙を流してしまいました。子役の女の子たちも可愛かったです。