兄弟、家族というものを今一度考えさせられる素晴らしい作品でし .. >(続きを読む)
兄弟、家族というものを今一度考えさせられる素晴らしい作品でした。ストーリーは淡々と進み、その中で徐々に心がつながっていく兄レイモンドと弟チャーリー。とくにホテルの一室で“レインマン”の意味が分かり、チャーリーの記憶が蘇るシーンは感動的だった。ダスティン・ホフマンとトム・クルーズ。この二人の掛け合いみたいな演技が見もので、とくにホフマンの演技にはただただ脱帽。ハンス・ジマーの哀切溢れる音楽も本作品に合っており、とくに心象風景っぽいエンディングはジーンと余韻を残してくれました。ところで、自閉症という心の病を社会に知らしめたと聞きますが、もしそうなら社会的意義のあった作品でもありますね。