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ひと言で片付けてしまうとするならば…。これはルパンであってルパンではない! 宮崎ファンには許せるが、ルパンファンは許せません。テレビアニメはまだ良いとしても、映画までこんな内容にしてしまうのはどうかと思う。大体、カリオストロの城の設定は仏アニメ映画「王様と鳥」からの引用でしかないし、峰不二子にまで自身の持つ強い女性像を投影してどうするのか。宮崎監督がこの手のモノを手掛ける時に、どうにも正義感を協調してしまうクセがありますが、これでは天下の大泥棒もまるでスーパーヒーローでルパンの良さが全く表現されていない。それもこれも、宮崎ファンか…ルパンファンかで評価は大きく別れる事でしょう。個人的には後者としてこの映画を評価したくない。