<ネタバレ>続編なので前作と比べてしまうのは当然だが、比べる対象があまり .. >(続きを読む)
<ネタバレ>続編なので前作と比べてしまうのは当然だが、比べる対象があまりに偉大過ぎて可哀そう。冒頭でダイバーたちが沈没したオルカ号を発見した時、前作のエンディング曲がさりげなく流れた時は、演出のセンスの良さを感じたし、元々海恐怖症だったブロディ署長がサメ嫌悪からすっかり猜疑的になっていて、海水浴客から白い目で見られてしまう所は胸が痛んだりもした。署長の功績を知らないんかよ!ってなった。続編としては合格な滑り出しだと思う。
前作の戦友が登場しない分、今作はブロディ署長が単身でサメ退治に挑む流れを期待した。署長がこっそり銃弾にシアン化ナトリウムを仕込んだりしていたもんだから。しかしその銃弾は使われる事もなく、おっさんが奮闘するというワクワクドキドキアドベンチャーにはならなかったのは残念。ロイシャイダー、前作の撮影で懲りちゃったかな。
結局少年たちのヨットが襲われるシーンが長くそれがメインとなり、対象年齢若めのパニック映画となった。まあそれはそれで怖かったし楽しめたのだが。
ラスト、きちんとブロディ署長の活躍でサメは焼き魚になったし、全体的には面白かったけど、なんかそうじゃないんだよな感が残ったかな。