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<ネタバレ>ここでの「ベスト・フレンド」は、ジュールスにとってのマイケルであり、キミーであり、そしてジョージでしょう。ジュールスはマイケルから「ばい菌以下」とさげすまれ、キミーから「チリチリ頭」とののしられ、自分の立場に気づいて初めてベストフレンドになれた。でもこの物語の中心はここの三角関係ではなく、もう一人のベストフレンドの存在に気づいたこと。それは中盤に出てくるディオンヌワーウィック「小さな願い」の大合唱からも予想できましたね。この作品の一番の見せ場であるのにも関わらず三角関係とはあまり関係のないシーン。素敵なラストシーンとリンクして効果的だった。しかし三角関係がサイドストーリーとしては前に出すぎたし、そのへんは中途半端に感じてしまった。あ、あともう一つ、見せ場といえばキミーの歌!最高!!ここでもジュリアンはおじゃま虫なのでした(死語)。