30年前の風俗に辛辣な視線を向けつつ(これは「反省」というこ .. >(続きを読む)
30年前の風俗に辛辣な視線を向けつつ(これは「反省」ということでしょうか)、「コミューン」が真の意味での共同体へと進化を遂げていく様子を描いたスウェーデン映画。1975年当時、我が国のメディアで伝えられた情報によれば、社会風俗的に一番の先進国はスウェーデンだったのだとは思う(現在ではオランダかな?)。しかし本作を観てみると、当時は黄金郷に思えた国も、自由と無責任を履き違えた単なるヒッピー文化が蔓延していただけということが解る。そして世界中の国と同じ様に、馬鹿な若者もいれば保守的な大人もいる。幸せな家庭もあれば崩壊した家庭もある。で、馬鹿なムーヴメントが終息していった様に、それに踊らされていただけの馬鹿者共は、最終的に馬鹿を見ただけで終わるのも世界共通です、5点献上。