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映画として画的に派手だった「交渉人 真下正義」に対し、こちらはかなり地味めの印象。だったら話くらい二転三転させて楽しませて欲しいのに、何とも一本調子な脚本。そのくせ全くリアリティが感じられないんじゃ、どうにも楽しみ様がない。ファンにはシリーズを通した楽しみ方もあるかもしれませんけど、私の様な一見の客には如何にも不親切な作り。特に気になったのはクライマックスの、昔の芝居小屋みたいな取調べ風景。こんなんあり? 哀川翔が「こんなことの為に…」と絶句してましたけど、私も正に「こんなことの為に2時間を費やしたのか」って感じでした、4点献上。