「極道恐怖大劇場/牛頭」が「史上初のヤクザ・ホラー」なら、こ .. >(続きを読む)
「極道恐怖大劇場/牛頭」が「史上初のヤクザ・ホラー」なら、こちらは「史上初の極道SF」という触れ込み(主演は共に哀川翔兄ィ)。しかし徹底した不条理ホラー・コメディ(しかも、しっかりと作り込んである)を通した「牛頭」と違い、こちらは全くSFっぽくない小さくまとまったコメディでした。個々のシチュエーションだけ見れば面白くなりそうなのに、何故か全体としては面白くならず、やってることはコント・レベルなのに、台詞が少し説教臭いのも気になる。それに、こんなストーリーであんな人を殺しちゃいけない。それこそ笑えませんよ。せめて最後位は、単なる関西のおっさんだった板尾創路が如何にもな宇宙人に変身する様なSF的見せ場も欲しかったです。そういうことで、中々の活躍を見せてくれた有坂来瞳嬢に、3点献上。