シリアス描写からコメディ映画へ、馬鹿映画からマジ演技へと、全 .. >(続きを読む)
シリアス描写からコメディ映画へ、馬鹿映画からマジ演技へと、全く掴み所の無いまま進んでいく。最後はおちゃらけて終わり。新旧で言えば新しい映画とも言えますが、狙い所が極端に狭いと思う。真剣に観ようとすると肩透かしを食らい、笑おうとするとツボを外され、私はとても着いてけませんでした。馬鹿映画とふざけた映画は違うとも思うし…。この堤幸彦という人、もしこんなことを続けていくのであれば特異な映像作家として、一生に1本位は知る人ぞ知るカルト作品を完成させることが出来るかもしれません。でも、映画監督としては一生メジャーになれないでしょう、3点献上。